かつてコンピュータ業界では無敵だったマイクロソフトが、いま優秀な人材の流出に悩まされている。彼らは古巣で何を学び、なぜ辞めたのか──。元社員が巨大企業の内幕を語る。 1997年早々、31歳のマイクロソフト幹部デイビッド・リシャーは上司に、アマゾン・ドットコムという新興企業に移るので辞めたいと打ち明けてきた。ハーバード・ビジネスクール出のリシャーは、際立って有能な人材がひしめくマイクロソフトの職場環境に不満はなかった。驚くほどの権限が与えられ、予想以上の報酬も得ていた。だから上司のピート・ヒギンズにとっては、リシャーからちっぽけな新興企業に自分の能力を託したいと聞かされ、青天の霹靂の思いだった。ビル・ゲイツやスティーブ・バルマーも慰留に努めたが徒労に終わる。両トップは、リシャーの退職動機が「他所に魅力を感じた」という点にショックを隠し切れなかった。
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[引用サイト] http://www.president.co.jp/pre/20000904/04.html
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